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17 件のプロジェクト事例

デザイン案(登場人物・数値は想定)

営業のユースケース 01|新人・若手営業

営業の基礎学習

わからないところで止まらず、営業の基本を身につける

画面イメージ(想定)

想定する利用者

清水さん(仮名)法人向けITサービス会社 営業部 入社1年目

4月に入社し、3か月の研修期間で自社サービス12種類と業界の基礎を覚える必要がある。教材は資料フォルダに200ファイルほどあり、疑問が出ても教育担当の先輩に聞けるのは週に1回ほどしかない。

課題

  • 教える内容が教育担当者によって違い、同期の間でも覚えていることにばらつきが出る。
  • 資料を読んでいて疑問が出ても、忙しい先輩にはすぐ聞けず、わからないまま読み進めてしまう。
  • マネージャーには、新人がどこでつまずいているかが見えず、指導が現場に出てからになる。

こう解決

  • 自社サービス・業界知識・営業の進め方を、学ぶ順番のついた教材にまとめる。
  • 学習中の疑問にはAIが社内の教材をもとに答え、どの資料に書いてあるかもあわせて示す。
  • クイズの結果と学習の履歴から、マネージャーがつまずいている単元を把握して補足できる。

わからないところで止まらず、3か月で現場に出られる準備を整える

清水さんの研修は、共有フォルダに並んだ資料を上から順に読むところから始まった。サービス紹介資料、料金表、過去の提案書、業界の解説資料と、ファイルは200ほどある。どれから読めばよいかは教育担当の先輩に聞いて決めたが、先輩も自分の営業を抱えており、相談できるのは週1回の面談の30分ほどだ。その間に出た疑問は付箋に書きためるしかなく、面談の頃には何がわからなかったのかを忘れていることもある。わからない箇所を飛ばして読み進めるうちに、後の資料の前提が理解できなくなり、同じ資料を何度も読み返す日も増えていった。

同期と話すと、教わった内容が少しずつ違うことにも気づく。ある先輩は料金の仕組みから教え、別の先輩は導入事例から入る。どちらも間違いではないが、3か月後に現場に出たとき、同じ質問に同期と違う答えをしてしまわないかが不安だった。マネージャーの側も、新人がどこまで理解しているかを確かめる手段は面談での聞き取りしかなく、つまずきに気づくのは現場に出て顧客の前で答えに詰まったあとになりがちだった。

そこで想定するのが、自社の営業知識を学ぶ順番どおりに並べ、疑問をその場で解消できる学習アプリだ。清水さんが画面を開くと、「サービスの全体像」「業界の基本」「商談の進め方」といった単元が並び、今日学ぶ範囲が示される。資料を読んでいて「この二つのプランの違いは何か」と思ったら、画面の横でAIに聞く。AIは社内の教材をもとに答え、根拠になった資料の名前とページを添える。教材に書かれていないことは推測で答えず、「教材にない内容なので先輩に確認してください」と返す。

単元の終わりには短いクイズがあり、間違えた問題は関連する資料に戻って復習できる。清水さんが質問した内容とクイズの結果は学習履歴として残り、マネージャーは「料金の単元で同じ質問が多い」「業界用語のクイズで正答率が低い」といった傾向を一覧で確かめられる。週1回の面談は、つまずいている単元の補足と、教材では伝えきれない現場の話に使えるようになる。

何を教えるか、どこまで理解できたら現場に出すかを決めるのは、マネージャーと教育担当だ。AIは教材の範囲で疑問に答え、理解度の手がかりを集めるところまでを受け持つ。

自社の営業知識を、いつでも学べる教材に。疑問の解消から理解度の確認までを支える。

教える内容をそろえ、対面の指導を必要なところに集中させる。

メンバー

  1. STEP1教材を読むサービス・業界・営業手順を学ぶ。

AIで対応

  1. STEP2疑問に答える学習内容についての質問に回答する。

メンバー

  1. STEP3理解度を確認クイズで理解を確かめ、学習を進める。

マネージャー

  1. STEP4学習を支援進捗とつまずきを確認し、補足する。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • 学ぶ順番のついた教材。自社サービス・業界知識・営業の進め方を単元に分け、今日学ぶ範囲を示す
  • 疑問へのAI回答。社内の教材をもとに答え、根拠にした資料の名前とページを示す
  • クイズと復習。単元ごとに理解度を確かめ、間違えた問題から関連資料に戻れる
  • 学習状況の共有。質問の傾向とクイズの結果をマネージャーが一覧で確かめ、補足の指導に生かす

bloomがこのアプリをつくるなら、最初に取り組むのは教材そのものの整理だ。ベテランの営業と教育担当に集まってもらい、新人が現場に出るまでに何を知っておくべきか、どの順番で学ぶとつまずきにくいかを書き出す。資料が古くなっていたり、人によって説明が違ったりする箇所もここで洗い出す。AIが答える範囲はこの教材に限り、教材にない質問は人につなぐ。新人に間違ったことを覚えさせないことを、速く答えることより優先するためだ。

初版は一つの部署の新人数名に使ってもらうところから始める。AIへの質問の記録を読むと、教材のどこがわかりにくいかが見えてくるため、それをもとに教材とクイズを直していく。マネージャーが面談で何を確かめたいかも聞き取り、学習状況の画面に反映する。サービスの改定に合わせて教材を誰がいつ更新するかも決めておき、AIの答えが古い情報のままにならないようにする。

想定される効果

疑問を週1回の面談まで持ち越さずに済み、研修期間の学習が止まらずに進む。教える内容が教材でそろうため、新人ごとの理解のばらつきが減り、マネージャーはつまずいている単元に絞って指導できる。

業務いま導入後(想定)
疑問が解消するまでの時間数日〜1週間その場で
現場に出るまでの研修期間約3か月約2か月
マネージャーの理解度確認面談での聞き取りのみ単元ごとに一覧で把握

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1教材の整理約1か月

    ベテラン営業と教育担当とともに、新人が学ぶべき内容と順番を決め、資料の古い箇所や説明の食い違いを直す。

  2. STEP2初版の開発約1か月

    教材・AIへの質問・クイズに絞った初版をつくり、過去の新人が実際に抱いた疑問で答え方を確かめる。

  3. STEP3研修での試用と改善約2か月

    一つの部署の新人に研修で使ってもらい、質問の記録をもとに教材とクイズ、学習状況の画面を直す。

「営業の基礎学習」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。