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17 件のプロジェクト事例

デザイン案(登場人物・数値は想定)

営業のユースケース 12|営業マネージャー

マネージャーの指導支援

全商談に同席できなくても、具体的な指導につなげる

画面イメージ(想定)

想定する利用者

前田さん(仮名)中堅ITサービス会社 法人営業部 マネージャー 管理職4年目

8名のメンバーを持ち、チーム全体の商談は週に50件ほど。同席できるのはそのうち週3件ほどで、メンバーとの1on1は週1回30分ずつにとどまっている。

課題

  • 案件の進み具合を聞くだけでは、成果が出ない理由がどこにあるのかが見えにくい。
  • すべての商談に同席したり、長い記録を読み直したりする時間がない。
  • 1on1が報告を聞くだけで終わり、具体的な助言につながらない。

こう解決

  • 商談の設計、記録、AIの分析、次のタスクを、顧客・案件ごとに一つの画面で確かめられるようにする。
  • 気になる顧客や案件についてAIに質問すると、商談の記録や未完了のタスクを踏まえて、根拠となる記録とともに答える。
  • 会話の内容や未完了の対応を手がかりに、どこを支援するか、次の1on1で何を聞くかを具体化する。

同席できない商談も、記録を手がかりに具体的に指導する

前田さんは法人営業のマネージャーとして8名のメンバーを見ている。チーム全体の商談は週に50件ほどあり、前田さんが同席できるのは重要な3件ほどにすぎない。残りの商談は、メンバーとの週1回30分の1on1で様子を聞く。ところが「順調です」「次回提案します」という報告からは、受注が見えている案件と、実は止まっている案件との区別がつきにくい。

商談の記録自体は残っている。メンバーは商談の文字起こしや議事録を保存し、AIによる分析や次のタスクも記録されている。ただ、1件の商談記録は長く、8名分を1on1の前に読み直す時間はとれない。結果として、四半期の終わりに「この案件、実は先月から動いていなかった」とわかることがあった。手を打つには遅く、メンバーにとっても、もっと早く相談すればよかったという後悔が残る。

そこで想定するのが、メンバーの商談記録を指導の材料に変えるアプリだ。前田さんが1on1の前に画面を開くと、メンバーごと、案件ごとに、商談の設計、記録の要点、AIの分析、次のタスクと対応状況が並ぶ。期限を過ぎたタスクが残る案件や、商談の間隔があいている案件には印がつき、まずどこを見ればよいかがわかる。

気になる案件があれば、前田さんはAIに質問する。「○○社の案件で、決裁者について何がわかっているか」と聞くと、AIは過去3回の商談記録から決裁者に触れた発言を拾い、まだ確認できていないことを、根拠となる記録とともに答える。前田さんは長い記録を頭から読まなくても、要点と元の発言を行き来しながら状況をつかめる。

そのうえで、1on1で何を聞くかを決めるのは前田さんだ。AIはメンバーを評価したり、指導の内容を決めたりはしない。前田さんは「決裁者に会うためにどんな手を考えているか」を1on1で本人に聞き、メンバーの考えを聞いたうえで助言する。記録をもとに話すので、報告を聞くだけの30分が、次の行動を一緒に決める30分に変わる。

商談の記録を指導の材料に変える。顧客・案件の状況を踏まえ、次の支援を考える。

感想だけの報告から、記録を見ながら話せる振り返りへ。

システムで対応

  1. STEP1記録を集める商談設計・会話記録・タスクを整理する。

マネージャー

  1. STEP2気になる点を聞く顧客や案件の状況についてAIに質問する。

AIで対応

  1. STEP3記録から回答商談の内容や未完了タスクを踏まえて返す。

マネージャー

  1. STEP4支援を決める本人と確認し、具体的な助言につなげる。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • 商談の全体像の把握。メンバーと案件ごとに、商談設計・記録の要点・AIの分析・タスクの状況を一つの画面で見る
  • 気になる案件の目印。期限切れのタスクや商談の間隔があいた案件に印をつけ、確認する順番の手がかりにする
  • AIへの質問。顧客や案件について聞くと、商談記録と未完了のタスクを踏まえ、根拠の記録とともに答える
  • 1on1の論点整理。確認したい点と本人に聞きたい問いをメモにまとめ、次の面談で使う

bloomがこのアプリをつくるなら、まずマネージャーがメンバーの商談をどう把握し、どんな場面で指導しているかを整理する。1on1で何を聞いているか、どんな兆しで案件の停滞に気づいてきたかを聞き取り、画面で見せる情報と印のつけ方を決める。AIに任せるのは記録を探して要約し、質問に答えるところまでで、メンバーの評価や指導の中身はマネージャーに残す。AIがメンバーを点数づけするように見えると、記録を残すこと自体が敬遠されてしまうからだ。

初版は、案件ごとの一覧とAIへの質問に絞って用意する。前田さんのようなマネージャーに1on1の準備で使ってもらい、どの質問がよく使われるか、どの情報が足りないかを確かめて直していく。メンバーにも使い方と見られる範囲を説明し、記録を残す側が納得できる形にする。マネージャーの使い方がチームによって違う場合は、うまくいった1on1の進め方を共有する場も設ける。

想定される効果

1on1の準備が記録の読み直しなしで15分ほどで済むようになり、止まっている案件に早く気づけるようになる。報告を聞くだけだった1on1が、記録をもとに次の行動を一緒に決める場に変わる。

業務いま導入後(想定)
1on1の準備ほぼできず1人約15分
停滞案件に気づくまで四半期末週次で把握
1on1の中身進み具合の報告記録をもとに次の行動を決める

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1業務の整理約1か月

    マネージャーの案件把握と指導の流れを整理し、画面で見せる情報とAIに任せる範囲、メンバーへの説明の仕方を決める。

  2. STEP2初版の開発約1か月

    案件ごとの一覧とAIへの質問に絞った初版をつくり、過去の商談記録で答えの根拠が正しく示されるかを確かめる。

  3. STEP3現場での試用と改善約1か月

    マネージャーに1on1の準備で使ってもらい、よく使う質問や足りない情報をもとに改善する。

「マネージャーの指導支援」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。