
ITコンサルティングファーム
ITコンサルティングファーム向け営業支援AIツール開発
デザイン案(登場人物・数値は想定)
営業のユースケース 07|フィールドセールス
商談のたびに、改善点と次の行動が残る
石川さん(仮名)中堅ITサービス会社 法人営業部 入社5年目
既存顧客25社を担当し、商談は週に8件ほど。商談後の報告入力に1件20分ほどかかり、次の対応事項は議事録・メール・チャットに散らばっている。
石川さんは既存顧客25社を担当し、週に8件ほどの商談をこなしている。商談が終わると、移動中の電車でメモを見返し、帰社してから営業管理の画面に報告を打ち込む。1件20分ほどかかるうえ、夕方に3件、4件とまとめて入力すると、どうしても「前向きな反応」「次回提案予定」といった短い感想になる。顧客が口にした予算の時期や、気にしていた他社製品の話は、手書きのメモの中に埋もれたままだ。
次の対応事項も一か所にない。商談で約束した資料送付は手帳に、顧客から後で届いた質問はメールに、社内の技術担当への確認はチャットに残っている。週末に見返して、送ると言ったはずの見積もりが出ていないことに気づき、慌てて連絡したこともあった。上司から「あの案件はどうなっている」と聞かれても、どこを探せばよいかすぐにはわからない。商談の良かった点や反省点も振り返る時間がなく、決裁者を聞きそびれるといった同じつまずきを、別の顧客でも繰り返していた。
そこで想定するのが、商談記録を入れると要点と次の行動を整理してくれるアプリだ。石川さんが商談の文字起こしや議事録を画面に置くと、AIが顧客の課題、合意したこと、懸念として出た話、次回までの宿題を短くまとめる。それぞれの要点には、記録のどの発言から読んだかが添えられ、気になればすぐに元の会話を確かめられる。
あわせて、AIは商談の良かった点と改善点、見込み度合いの見立てを根拠の発言とともに示す。「予算時期を確認できた」「決裁者の名前を聞けていない」といった具体的な指摘が並ぶので、次の商談で何を聞けばよいかが見えやすい。見込み度合いはあくまでAIの見立てとして表示し、営業管理に登録する確度は石川さんが決める。
次の対応事項は、期限と担当の案つきでタスクの一覧になる。石川さんは内容と期限を確かめ、不要なものを外してから登録する。後から届いたメールやチャットの記録も取り込めば、済んだタスクと残っているタスクがわかり、週末に慌てて見返す必要がなくなる。上司も同じ画面で要点とタスクを見られるため、報告のために改めて説明し直す手間も減る。
商談記録を要点と次のタスクに変える。振り返りを具体的な行動につなげる。
記録を残すだけで終わらず、対応内容を確認できる状態にする。
メンバー
AIで対応
メンバー
想定するアプリでは、主に次のようなことができる。
bloomがこのアプリをつくるなら、まず商談が終わってから次の行動に移るまでの流れを、営業担当者と一緒に書き出すところから始める。どの記録が、どこに、どんな形で残っているかを洗い出し、整理に時間を取られている作業と、担当者の判断が要る部分とを分ける。AIに任せるのは要点の整理とタスクの下書きまでにし、確度の判断や顧客への約束の中身は担当者に残す。営業の数字に直結する判断をAIに預けないことが、現場に信頼されるための前提になる。
初版は、要点整理とタスク抽出に絞って早めに用意する。石川さんのような担当者に実際の商談記録で使ってもらい、要点の粒度やタスクの言い回しが使いやすいかを聞きながら直していく。上司が報告のどこを見ているかも確かめ、画面の並びに反映する。使われなくなる理由の多くは手間にあるため、記録を入れてから登録までの手順は、試用のたびに一つでも減らしていく。
商談後の報告入力が1件20分ほどから5分ほどに縮まり、顧客の発言や次の約束が記録として残るようになる。対応事項が一か所にそろうため、対応漏れに週末になって気づくことがなくなり、上司とも同じ記録を見ながら話せる。
| 業務 | いま | 導入後(想定) |
|---|---|---|
| 商談後の報告入力 | 1件約20分 | 1件約5分 |
| 対応事項の確認 | 週末に約1時間 | 毎日数分 |
| 記録に残る次の約束 | 一部のみ | 商談ごとに一覧化 |
商談後の報告から対応完了までの流れを担当者と書き出し、記録の置き場所とAIに任せる範囲を決める。
要点整理とタスク抽出に絞った初版をつくり、過去の商談記録で内容を確かめる。
担当者に実際の商談で使ってもらい、要点の粒度やタスクの書き方、上司との共有の形を改善する。
「商談記録の分析とタスク整理」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。