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17 件のプロジェクト事例

デザイン案(登場人物・数値は想定)

営業のユースケース 06|フィールドセールス

商談中の質問サポート

会話の流れに合わせて、次に聞くことが見える

画面イメージ(想定)

想定する利用者

阿部さん(仮名)業務システム開発会社 営業部 入社3年目

製造業や物流の顧客を相手に、週に5件ほどのオンライン商談を担当する。商談後に開始時期や予算の確認漏れに気づき、追加でメールや電話で聞き直すことが月に4〜5回ある。

課題

  • 顧客との会話に集中していると、開始時期・予算・体制などの確認が抜けやすい。
  • 顧客の業界の専門用語が出たときに意味を整理できず、深掘りを止めてしまう。
  • 商談の中身を後から振り返ろうにも、手元のメモが断片的で正確に思い出せない。

こう解決

  • 商談中の音声を文字にし、AIが会話の流れに合う質問や確認の切り口を画面の横に示す。
  • 専門的な話題が出たときに、言葉の意味や聞き返し方を短く整理して示す。
  • 会話の記録を残し、商談後に確認できた点と聞けていない点を見直せる。

会話に集中したまま、聞き漏らしと深掘り不足にその場で気づく

阿部さんは、工場や倉庫の業務を支えるシステムの営業を担当している。オンライン商談では、相手の現場の困りごとを聞き、どの業務をどう変えたいかを一緒に整理していく。話が盛り上がるほど阿部さんは聞くことに集中し、手元のメモは途切れがちになる。商談が終わってから、開始したい時期や予算のめど、社内で誰が決めるのかを聞いていなかったと気づき、メールや電話で聞き直すことが月に4〜5回あった。

専門用語にも苦労している。物流の顧客から「庫内の作業を見える化したいが、今は出荷の締め時刻が守れないことが多い」と言われたとき、締め時刻が何を指すのかが整理できず、深く聞けないまま次の話題に移ってしまった。後で先輩に聞くと、それこそが相手の一番の困りごとであり、そこを掘り下げれば提案の筋が見えたはずだと言われた。業種ごとの言葉を事前にすべて覚えるのは難しく、商談のたびに同じような悔しさが残っていた。

そこで想定するのが、商談の会話を聞きながら、次に聞くことの候補を示すアプリだ。阿部さんは商談の前に、相手の業種と商談の目的、前回までにわかっていることを入力しておく。商談が始まると、音声が文字になって画面に流れ、AIが会話の流れを読んで、画面の横に質問や確認の候補を短く示す。相手が困りごとを話したあとには「その影響はどの部署に出ていますか」、予算の話が出ないまま終盤に入れば「予算のめどを確認」といった具合だ。

専門用語が出たときは、その意味と、聞き返すときの言い方が一行で示される。画面の端には、開始時期・予算・体制・決め方といった確認項目が並び、会話の中で出たものには印が付く。阿部さんは相手の顔を見ながら、示された候補から今の流れに合うものだけを選んで使う。候補が会話に合わなければ、気にせず自分の判断で話を進める。画面を見るのは相手が話し終えた合間だけで、会話の主導権はあくまで阿部さんにある。

何を聞くか、どこで話を深めるかを決めるのは阿部さんだ。AIは画面の横で候補を示すだけで、顧客に直接話しかけることはない。商談後は会話の記録が残り、聞けた点と聞けなかった点を見直せる。聞けなかった項目は次回の商談の事前情報に引き継がれ、確認メールの下書きにもそのまま使える。

商談の会話から次の質問を提示。その場で聞き漏らしと深掘り不足に気づく。

会話を進める営業に、もう一つの確認視点を添える。

メンバー

  1. STEP1商談を始める商談の場面と必要な事前情報を入力する。

システムで対応

  1. STEP2会話を文字化音声をリアルタイムでテキストにする。

AIで対応

  1. STEP3質問を提案文脈に合う確認事項や切り口を示す。

メンバー

  1. STEP4質問を選ぶ相手の反応に合わせて、使う助言を選ぶ。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • 会話の文字起こし。商談中の音声をその場で文字にし、後から読み返せる記録として残す
  • 質問の候補。会話の流れに合う質問や確認の切り口を、画面の横に短く示す
  • 確認項目の進み具合。開始時期・予算・体制・決め方などのうち、会話で出たものに印を付ける
  • 専門用語の整理。業界の言葉が出たときに、意味と聞き返し方を一行で示す

bloomがこのアプリをつくるなら、最初に取り組むのは、自社の商談で確かめるべき項目と、成果を上げている営業が使っている質問を書き出すことだ。業種ごとによく出る言葉や困りごとも、先輩営業から聞き取って整理する。AIの役割は画面の横で候補を示すことに限り、話すのは営業本人にする。顧客は人と話しているのであり、AIの言葉をそのまま読み上げる商談は信頼を損なうからだ。録音と文字起こしについては、顧客への事前の説明と同意の取り方も最初に決めておく。

初版は数名の営業に実際の商談で使ってもらう。候補が多すぎて会話の邪魔になっていないか、出るタイミングが遅すぎないかを聞き取り、表示する量と項目を絞り込んでいく。商談後の聞き直しの回数も試用の前後で比べ、確認漏れが実際に減っているかを確かめる。

想定される効果

開始時期や予算などの確認漏れが減り、商談後に聞き直す手間が少なくなる。専門的な話題でも深掘りを止めずに済み、相手の本当の困りごとに届く商談が増える。

業務いま導入後(想定)
商談後の聞き直し月4〜5回月1回ほど
確認項目を聞けた商談の割合約6割約9割
商談メモの作成約30分記録から約10分

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1業務の整理約1か月

    商談で確かめるべき項目と、成果を上げている営業の質問、業種ごとの言葉を書き出し、録音の同意の取り方も決める。

  2. STEP2初版の開発約1か月

    文字起こしと質問の候補、確認項目の表示に絞った初版をつくり、過去の商談の録音で候補の出方を確かめる。

  3. STEP3現場での試用と改善約2か月

    数名の営業に実際の商談で使ってもらい、候補の量や出るタイミング、画面の見やすさを調整する。

「商談中の質問サポート」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。