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デザイン案(登場人物・数値は想定)

人材紹介のユースケース 06|推薦・マッチング

似た経歴の過去の選考結果からの企業選び

似た経歴の人がどこで通り、どこで落ちたかを、推薦先選びに生かす

画面イメージ(想定)

想定する利用者

村上さん(仮名)中堅人材紹介会社 キャリアアドバイザー 入社2年目

IT業界の候補者を担当して1年半。1人の候補者に5〜10社を推薦するが、推薦先は先輩への相談と自分の感覚で選んでおり、1人あたり1時間ほどかかっている。

課題

  • どの企業に推薦すれば選考が進みやすいかは、担当者の経験に頼りがち。
  • チームに蓄積された過去の選考結果を、推薦先選びに生かしきれていない。
  • 推薦先ごとに匿名のレジュメを用意し、求人との合い方を説明する手間がかかる。

こう解決

  • 候補者の経歴をもとに、経歴が似た過去の候補者の選考結果を企業ごとに集計する。
  • AIが「勧めやすい企業」と「注意が必要な企業」を、理由とあわせて整理する。
  • 個人を特定できない匿名のレジュメをつくり、求人とのマッチ度を採点してPDFで出力する。

似た経歴の人がどこで通ったかを、チームの実績から確かめて推薦先を選ぶ

村上さんはキャリアアドバイザーになって1年半、IT業界の候補者を担当している。面談を終えると、候補者の希望と経歴に合いそうな求人を探し、5〜10社ほどに推薦する。ただ、求人票を読んで合いそうに見えた企業でも、書類で見送られることが少なくない。先輩に相談すると「あそこは同業からの転職者を好む」「その経験年数なら別の会社が通りやすい」と教えてもらえるが、そうした知識は先輩の頭の中にしかない。

チームの選考管理には、これまでに推薦した候補者がどこで通り、どこで見送られたかの記録が何年分も残っている。それでも、条件の似た候補者を探して結果を見比べるのは手間がかかり、実際には誰も使っていなかった。推薦先選びには1人あたり1時間ほどかかり、その多くは求人票を読み比べる時間だった。経験の浅い担当者ほど推薦先が広がりすぎ、書類の通過率が下がりがちだった。

そこで想定するのが、似た経歴の過去の選考結果をもとに推薦先を考えられるアプリだ。村上さんが候補者を選ぶと、職種、経験年数、業界、スキルなどが似た過去の候補者が集められ、企業ごとに書類通過や内定、見送りの結果が集計される。AIはその結果をもとに、「勧めやすい企業」と「注意が必要な企業」を理由とあわせて整理する。たとえば「似た経歴の6人中5人が書類を通過」「似た経歴の4人中3人が書類で見送り。理由はマネジメント経験の不足」といった具合だ。

推薦先の候補が絞れたら、個人を特定できない匿名のレジュメをつくる。氏名や現職の社名を伏せ、経歴の要点を整理したもので、求人ごとのマッチ度も採点される。村上さんはマッチ度と採点の理由を見ながら推薦するかどうかを決め、そのままPDFで出力して企業への打診に使う。

集計とAIの整理は、推薦先を考えるための根拠にとどまる。過去の結果がない企業や、求人の中身が変わった企業もあるため、最終的にどこへ推薦するかは、候補者の希望を聞いている村上さんが決める。候補者に推薦先を説明するときも、似た経歴の人の結果を示しながら話せる。

過去の選考結果を、次の推薦先選びに。

担当者の勘だけに頼らず、チームの実績を根拠に推薦先を考える。

アプリで対応

  1. STEP1似た経歴を探す経歴が似た過去の候補者を探す。
  2. STEP2選考結果の集計企業ごとの通過・見送りの結果を集計する。
  3. STEP3企業の整理勧めやすい企業と注意が必要な企業を整理する。

担当者

  1. STEP4推薦先を決める匿名レジュメとマッチ度も見て、推薦先を決める。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • 似た経歴の選考結果の集計。職種や経験年数などが似た過去の候補者の結果を、企業ごとにまとめる
  • 推薦先の整理。勧めやすい企業と注意が必要な企業を、通過や見送りの理由とあわせて示す
  • 匿名のレジュメ。個人を特定できる情報を伏せ、経歴の要点を整理してPDFで出力する
  • マッチ度の採点。求人ごとに、候補者との合い方を点数と理由で示す

bloomがこのアプリをつくるなら、まず選考管理に残っている過去の記録が、どこまで使える状態にあるかを担当者と確かめる。見送りの理由が書かれているか、職種の呼び方がそろっているかによって、集計から言えることは変わるからだ。そのうえで、AIに任せるのは過去の結果の集計と整理までとし、推薦先の決定は担当者に残す。過去の結果は傾向を示すだけで、目の前の候補者の希望や人柄までは映さない。数字だけで推薦先を決めれば、候補者の可能性を狭めることにもなりかねない。

初版は推薦の多い職種に絞り、ベテランの担当者に「この整理は自分の感覚と合っているか」を確かめてもらう。そのうえで村上さんのような経験の浅い担当者に使ってもらい、推薦先選びにかかる時間と書類の通過の変化を見ながら、整理の示し方を直していく。チームの中で使われ方に差が出ていれば、担当者向けの勉強会で使いどころを共有する。

想定される効果

推薦先選びにかかる時間が1人あたり1時間ほどから20分ほどに縮まり、経験の浅い担当者でもチームの実績を根拠に推薦先を考えられるようになる。書類での見送りが減り、候補者にとっても選考が進みやすくなることが期待できる。

業務いま導入後(想定)
推薦先選び(1人あたり)約1時間約20分
書類選考の通過率約30%約40%
匿名レジュメの作成約30分約5分

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1業務の整理約1か月

    過去の選考記録の状態を担当者と確かめ、推薦先選びの流れと、AIの整理と担当者の判断の境目を決める。

  2. STEP2初版の開発約1.5か月

    推薦の多い職種に絞って集計と整理の初版をつくり、ベテランの感覚と合うかを確かめる。

  3. STEP3現場での試用と改善約1か月

    経験の浅い担当者に使ってもらい、選ぶ時間と書類の通過の変化を見ながら示し方を直す。

「似た経歴の過去の選考結果からの企業選び」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。