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デザイン案(登場人物・数値は想定)

人材紹介のユースケース 02|書類作成

職務経歴書の添削

どこを、なぜ直すのかが見える添削を、求職者が自分で受けられる

画面イメージ(想定)

想定する利用者

長谷川さん(仮名)コンサルティングファームを志望する求職者(メーカー 経営企画部 入社6年目)

平日は残業が続き、職務経歴書に向き合えるのは週末の数時間ほど。担当のキャリアアドバイザーは40人ほどの求職者を受け持っており、細かな添削を頼めたのは1回だけだった。

課題

  • 選考で書類の質が問われる企業ほど、職務経歴書の書き方で差がつく。
  • 担当者が一人ひとりの書類に細かく赤を入れる時間は限られる。
  • 直されても理由がわからないと、次に書き直すときに生かせない。

こう解決

  • 職務経歴書を貼り付けるか読み込むと、AIが5つの観点で添削案を返す。
  • 応募先の求人票を入れれば、求人との合い方も確かめる。
  • 修正前・修正後と直した理由を並べて示し、採るかどうかは本人が一つずつ決める。

赤ペンの理由がわかるから、自分で書き直せるようになる

長谷川さんがコンサルティングファームへの転職を考え始めたのは半年前だ。人材紹介会社に登録し、担当のキャリアアドバイザーから「この業界は書類で落ちる人が多い」と聞かされた。手元の職務経歴書は、前回の転職活動で使ったものに直近の業務を書き足しただけで、担当した仕事が並んでいるにすぎなかった。

担当者に一度見てもらうと、「成果を数字で示しましょう」「なぜその施策を選んだのかを書きましょう」と赤が入った。ただ、担当者は40人ほどの求職者を受け持っており、何度も添削を頼むのは気が引ける。平日は残業が続き、書類に向き合えるのは週末の数時間だけだ。直した書類がよくなったのかどうかを、自分で判断する手段もなかった。書類の提出期限は2週間後に迫っていた。

そこで想定するのが、求職者が自分で添削を受けられるアプリだ。長谷川さんが職務経歴書を貼り付けると、氏名や住所などが伏せられたうえで、AIが「数字で示せているか」「構成がわかりやすいか」「論理がつながっているか」「別の場面でも成果を出せそうに読めるか」「読み手に印象が残るか」の5つの観点で添削案を返す。志望するファームの求人票を入れれば、求められる経験と書類の内容がどこで合い、どこが足りないかも示される。

添削案は修正前と修正後が並び、それぞれに直した理由が添えられる。たとえば「原価低減プロジェクトを推進」という一文には、「削減額と期間を入れると、成果の大きさが伝わる」という理由とともに書き換え案が出る。長谷川さんは一つずつ採るかどうかを決め、事実と違う数字や、誇張に感じる表現は採らない。取り消しややり直しもできるため、何度か試しながら納得のいく形にしていける。

AIは書類を良くするための材料を渡すところまでで、書類を代わりに書き上げるわけではない。何を書くかを決めるのは長谷川さんで、仕上がった書類は担当者が最後に目を通してから応募に使う。担当者は細かな言い回しではなく、志望動機とのつながりや応募先の選び方といった、本人と話すべきことに時間を使える。

修正案と直す理由を並べて示す。採るかどうかは本人が決める。

書き換えるのではなく、書類を良くするための材料を渡す。

求職者

  1. STEP1書類と求人票の入力職務経歴書を貼り付けるか、ファイルで読み込む。

アプリで対応

  1. STEP2個人情報を伏せる氏名や住所などを伏せてからAIに渡す。
  2. STEP3観点ごとの添削定量化・構成・論理性・再現性・インパクトで確かめる。
  3. STEP4差分の表示修正前と修正後、直した理由を並べて示す。

求職者

  1. STEP5採否と書き出し採る修正を選び、Word・PDFなどで書き出す。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • 5つの観点での添削。定量化・構成・論理性・再現性・インパクトの観点から、直したほうがよい箇所を示す
  • 求人との合い方の確認。応募先の求人票と照らし、書類で伝わっている経験と足りない経験を整理する
  • 修正前・修正後の並列表示。直した理由とともに示し、採否を一つずつ選べる。取り消し・やり直しもできる
  • 書類を残さない設計。書類の本文をサーバーに保存せず、Word・PDFなどで手元に書き出す

bloomがこのアプリをつくるなら、まずキャリアアドバイザーが普段どんな観点で書類に赤を入れているかを聞き取る。ベテランの添削を数十件見せてもらい、指摘を観点ごとに整理して、AIの添削の土台にする。一方で、書類を書き換えて完成させる機能にはしない。経歴に書く事実と、それをどう打ち出すかを決めるのは本人であり、AIが代わりに書いた書類では、面接で本人が話す内容と食い違うおそれがあるからだ。

試用では、担当者が案内した少人数の求職者に使ってもらい、指摘がわかりやすいか、採られなかった指摘にどんな傾向があるかを確かめる。担当者の最終確認で直す箇所が減っているかも見ながら、観点の説明や画面の見せ方を整えていく。担当者が添削の傾向を管理画面で見られるようにするかどうかも、求職者の受け止め方を確かめたうえで決める。

想定される効果

求職者は担当者の時間を待たずに何度でも添削を受けられ、書類を仕上げるまでの期間が2週間ほどから数日に縮まる。担当者は最終確認に集中でき、書類の質も担当者による差が出にくくなる。

業務いま導入後(想定)
書類が仕上がるまで約2週間約3日
担当者の添削(1人あたり)約1時間約15分(最終確認)
添削を受けられる回数1〜2回何度でも

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1業務の整理約1か月

    担当者の添削の観点を聞き取り、過去の添削例をもとに、指摘の型と求職者に任せる判断を整理する。

  2. STEP2初版の開発約1か月

    5つの観点の添削と修正前後の表示に絞った初版をつくり、担当者の添削と見比べて質を確かめる。

  3. STEP3現場での試用と改善約1か月

    少人数の求職者に使ってもらい、指摘のわかりやすさと担当者の最終確認の手間を見ながら改善する。

「職務経歴書の添削」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。