プロジェクト事例を検索

17 件のプロジェクト事例

デザイン案(登場人物・数値は想定)

人材紹介のユースケース 03|選考対策

AI面接官とのケース面接練習

音声で話すAI面接官と、本番さながらのケース面接を何度でも

画面イメージ(想定)

想定する利用者

藤田さん(仮名)コンサルティングファームを志望する求職者(メーカー 営業企画部 入社4年目)

ケース面接の本番まで残り3週間。対策本は2冊読んだが、声に出して解いた練習は担当者との1回だけで、ほかに練習相手が見つからない。

課題

  • ケース面接は、練習相手がいないと対策しにくい。
  • キャリアアドバイザーが毎回練習に付き合うのは難しい。
  • 練習へのフィードバックがあいまいで、何を直せばよいかがわからない。

こう解決

  • 求職者は問題を選び、音声で話すAI面接官とその場で対話しながらケースを解く。
  • 行き詰まったら声でヒントを頼め、難易度に応じて面接官の態度も変わる。
  • 終わると5つの軸で100点満点の評価と改善点、模範解答との違いが返る。

練習相手がいなくても、夜の30分で本番さながらのケース面接を重ねる

藤田さんは、メーカーの営業企画からコンサルティングファームへの転職を目指している。書類選考を通過し、3週間後にケース面接が控えている。対策本を読み、「国内のカフェ市場の規模を求めよ」といった問題を頭の中で解いてはみたが、面接官を前に声に出して考えを組み立てるのは、まったく別の難しさがあると感じていた。

担当のキャリアアドバイザーは一度だけ模擬面接に付き合ってくれたが、多くの求職者を受け持つなかで毎週お願いするのは難しい。友人に頼もうにも、ケース面接を知る人は周りにいない。その一回の模擬面接でも「もう少し構造的に」という指摘は受けたものの、どこをどう直せばよいのかはつかめないままだった。本番まで、あと何回練習できるかもわからなかった。

そこで想定するのが、AI面接官と声で練習できるアプリだ。藤田さんは担当者から発行されたアカウントでログインし、市場規模の推定や売上向上など6つのカテゴリと3段階の難易度から問題を選ぶ。最初は難易度の低い問題から始め、慣れてきたら一段ずつ上げていく。マイクに向かって話し始めると、AI面接官がその場で相づちを打ち、「その前提はなぜですか」と問い返してくる。行き詰まったときは「ヒントをください」と声で頼める。難易度を上げると面接官の態度は厳しくなり、ヒントも控えめになる。

練習が終わると、論理構成・仮説構築・定量分析・ビジネスセンス・コミュニケーションの5つの軸で、100点満点の評価が返る。藤田さんは、定量分析の点が低い理由として「客単価の置き方に根拠がない」と指摘されていることを確かめ、模範解答と自分の解き方の違いを見比べる。会話の記録も残るため、どの場面で話が飛んだかを読み返せる。一般的な面接の対策では、回答に応じてAIが深掘りの質問を重ねる。

評価は練習の目安であり、本番の合否を予測するものではない。担当者は管理画面で練習の記録を確かめ、点数が伸び悩んでいる軸について面談で助言する。藤田さんは本番までの3週間で、平日の夜に30分ずつ練習を重ねられる。

練習相手はAI面接官。評価は5つの軸で具体的に返る。

キャリアアドバイザーの時間に頼らず、本番に近い練習を重ねられるようにする。

キャリアアドバイザー

  1. STEP1アカウントの発行管理画面から求職者のアカウントを発行する。

求職者とAI

  1. STEP2問題を選ぶ6つのカテゴリと3段階の難易度から選ぶ。
  2. STEP3音声で対話AI面接官と話しながらケースを解く。
  3. STEP4自動で評価5つの軸の点数と改善点、模範解答との違いを示す。

想定するアプリでは、主に次のようなことができる。

  • AI面接官との音声での対話。話した内容にその場で問い返し、本番に近い緊張感で練習できる
  • 難易度に応じた出題。6つのカテゴリと3段階の難易度があり、面接官の態度やヒントの出し方も変わる
  • 5つの軸での評価。100点満点の点数と改善点、模範解答との違い、会話の記録を残す
  • 一般面接の対策。志望動機や経験についての回答に応じて、AIが深掘りの質問を重ねる

bloomがこのアプリをつくるなら、まずケース面接の指導に慣れた担当者に、普段どんな問題を出し、どこを見て評価しているかを聞き取る。評価の軸と、点数ごとにどんな解答を想定するかの基準をそろえ、AI面接官の評価がその基準から外れないようにする。AIに任せるのは練習相手と、基準に沿った振り返りまでだ。本番に向けて何を優先して直すか、応募をどう進めるかといった相談には、担当者が求職者と向き合って答える。

初版は問題の種類を絞ってつくり、担当者自身にまず解いてもらって、面接官の問い返しや評価が実際の面接に近いかを確かめる。そのうえで少人数の求職者に使ってもらい、声のやりとりの自然さや評価への納得感を聞き取りながら、問題と評価の基準を広げていく。担当者が練習の記録をどう面談に生かしているかも聞き取り、管理画面に何を出すかを決める。

想定される効果

求職者は担当者の予定に合わせることなく、本番までに10回以上の練習を重ねられる。担当者は模擬面接に使っていた時間を、練習の記録をもとにした的を絞った助言に充てられる。

業務いま導入後(想定)
本番までの練習回数1〜2回10回以上
担当者の模擬面接(1人あたり)約3時間約30分(記録の確認と助言)
練習後の振り返り口頭の感想5つの軸の点数と改善点

bloomの進め方(想定)

  1. STEP1業務の整理約1か月

    担当者の出題と評価のしかたを聞き取り、評価の軸と基準、AIと担当者の役割分担をそろえる。

  2. STEP2初版の開発約1.5か月

    問題の種類を絞り、音声での対話と評価の初版をつくる。担当者自身が解いて、本番との近さを確かめる。

  3. STEP3現場での試用と改善約1か月

    少人数の求職者に使ってもらい、やりとりの自然さと評価への納得感を見ながら、問題と基準を広げる。

「AI面接官とのケース面接練習」のような取り組みを、貴社の業務に合わせて。構想から開発・定着までご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。