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17 件のプロジェクト事例

デザイン案(期間・メンバーは仮)

コンサルティングファーム

コンサルティングファーム向け経営者ナレッジAIエージェント開発

コンサルティングファーム向け経営者ナレッジAIエージェント開発のイメージ図

課題

  • 代表が培ってきた考え方やレビュー観点が個人に依存しており、案件やメンバーが増えるほど、代表本人がすべての検討・レビューに関与することが難しくなっていた。
  • 社員が生成AIを案件業務で利用する際、案件固有の背景や前提をその都度補足する必要があり、継続して使うほど手間が積み重なっていた。
  • 代表の知見と案件ごとの情報をあわせて参照しながら分析や資料作成を進める仕組みがなく、代表の観点を踏まえた検討は、代表本人に確認しなければ進めにくかった。

こう解決

  • 代表の過去資料やレビュー観点を取り込み、社内のセキュアな環境で利用できるAIエージェントを開発した。
  • 利用者ごとの好みや過去の会話の要点を記憶し、案件ごとのやり取りを踏まえて利用できるようにした。
  • 議事録や資料を読み込み、その内容をもとに分析し、資料作成までを一続きで支援できるようにした。

代表の考え方やレビュー観点を、日常業務で参照できる環境へ

導入の背景・経緯

代表の知見が、代表個人にとどまっていた

コンサルティングを手がける企業では、代表がこれまでの経験を通じて培ってきた考え方やレビューの観点が、代表個人に蓄積されていた。案件やメンバーが増えるほど、代表本人がすべての検討やレビューに関与することは難しくなる。代表の観点を踏まえた検討は、代表本人に確認しなければ進めにくかった。生成AIを案件業務で使う際にも、その案件の背景や前提を利用者がその都度補う必要があり、使い続けるほど手間が積み重なっていた。

bloomがまず整理したのは、代表の資料をそのままAIに与えるだけでは足りないということだ。それだけでは、どの情報をどの場面で参照し、どの観点を判断に反映すべきかまでは定まらない。企業固有の知見を実務で使うには、代表のレビュー観点を整理したうえで、案件の文脈に応じて必要な情報を参照させる設計が要る。

取り組みの概要・ポイント

資料を足すより、AIに渡す情報を選ぶ

そこで、代表の過去資料やレビュー観点を取り込み、社内のセキュアな環境で利用できるAIエージェントを開発した。力を割いたのは、資料を足すことよりも、AIに渡す情報の選び方と組み合わせ方の設計だ。回答の質を左右するのは、どの情報を、どの程度、どのタイミングでAIに与えるかだと考えたためだ。代表の知見、案件資料、利用者との過去のやり取りをどう組み合わせれば実際の判断の支えになるかを考え、何を記憶させ、何を参照させるかを決めていった。

記憶させる範囲にも線を引いた。すべての会話を残すのではなく、今後の業務に必要な要点だけを残し、案件固有の情報と利用者固有の情報が混ざらないよう、引き継ぐ範囲を分けた。資料作成もAIの回答だけで完結させず、利用者が出力を確認して直すことを前提にした流れとした。

AIエージェントは、主に次のように業務を支援する。

  • 代表の観点の参照。代表が作成・確認してきた資料から、案件の検討で再利用すべき考え方や観点を整理して取り込む
  • 会話の要点の記憶。利用者ごとの好みや過去の会話の要点を覚え、案件の背景を毎回入力し直さずに済むようにする
  • 資料の読み込みと分析。議事録や案件資料から必要な情報を選び、代表の観点と組み合わせて分析を支える
  • 資料作成までの一続きの支援。分析で使った前提や論点を保ったまま、資料作成へつなげる

代表の考え方やレビュー観点を、日常業務で参照できる環境へ。

代表がすべての検討に関与しなくても、その観点と案件ごとの情報をあわせて参照し、資料の読み込みから資料作成までを一続きで支援する。

知見と文脈の参照

  1. STEP1過去資料の取り込み代表が作成・確認してきた資料や、レビューで重視してきた観点を参照できるようにする。
  2. STEP2会話の要点の記憶利用者ごとの好みや、過去の会話で共有された要点を記憶する。

業務の支援

  1. STEP3資料の読み込み案件ごとの議事録や資料から、分析に必要な情報を取得する。
  2. STEP4内容の分析会話の文脈や代表のレビュー観点を参照しながら分析を支援する。
  3. STEP5資料作成分析の内容をもとに、資料作成までを一続きで支援する。

導入の効果

代表に確認しなくても、その観点で検討を進められる

分析の調整では、一般的な生成AIの回答に代表の言葉を付け足すのではなく、代表の観点が実際の論点設定や分析に効いているかを確かめた。必要な知見が正しく使われているか、関係のない知見が混ざっていないかを検証し、案件ごとの判断の支えとして成り立つ状態に整えている。

代表の考え方やレビューの観点を、社員が必要なときにAIエージェントを通じて参照できるようになった。代表本人がすべての検討に関与しなくても、案件の背景を毎回一から入力し直すことなく、その観点を踏まえて資料の読み込みから資料作成までを一続きで進められる。

期間
要確認
メンバー
  • プロジェクトマネージャー:1名
  • コンサルタント:1名
  • エンジニア:1名

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